漫画「30歳の私たち」はあゆこ先生のコミックなにとぞに掲載された漫画です。「30歳の私たち」のネタバレと、実際に読んだ感想をお伝えします。
30歳の私たちのネタバレ
主人公は仕事を頑張りたい夏樹と結婚して専業主婦になりたい春実。
30歳の誕生日。夏樹は仕事を理由に同棲していた彼との食事を断る。けれど、思ったより早く仕事が終わり、帰宅する。すると、そこには浮気をしている彼氏の姿があった。彼氏を責めると彼氏は「仕事ばっかりで俺のことには興味がない。そんなに仕事が好きなら一生1人で働いてろよ」と逆ギレをする。夏樹は家を飛び出し、1人公園で泣きながら決意する。「こんな思いをするぐらいなら、もう恋愛なんてしない。私は仕事に生きていく。」
転職した夏樹は、転職先の会社で大学時代の友人春実と偶然再会する。結婚して専業主婦になりたい春実は「結婚したら仕事はやめたい」と言う。夏樹はお互いの価値観の違いに驚きつつも、そんな春実を応援しようと思う。でも春実は夏樹の悪気ない言葉にモヤモヤしてしまう。
そんな時、仕事に生きると決めた夏樹に告白する男性があらわれる。夏樹は元カレのトラウマから断るけれど、それでもアタックを受ける。夏樹はそれを春実に相談する。春実は自分が持っていないものを簡単に手に入れられる夏樹に嫉妬の思いをいだき、同時にそんな自分にも自己嫌悪する。
その後、春実にも転機が訪れ、受付嬢から広報部へ異動に。仕事の楽しさに夢中になる春実。でもそのタイミングで理想の男性が目の前に現れて…
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30歳の私たちの感想
「30歳の私たち」を読んで、42歳の専業主婦として、私はこの漫画に感情移入してしまいました。夏樹と春実の価値観の違いに、自分自身も共感してしまいました。夏樹が仕事を頑張りたいと思いながらも、彼女の周りには結婚して専業主婦になりたい人が多く、その中で自分自身がどうしたいか迷っている様子が描かれています。また、春実が結婚したら仕事はやめたいと言うシーンでは、私自身も同じような考えを持っていたことがあり、そのシーンに共感しました。
また、夏樹が同僚から告白されたシーンでは、彼女のトラウマや決意も描かれており、そのシーンには胸が締め付けられる思いがしました。夏樹が持っていないものを簡単に手に入れられる人に対する嫉妬心や自己嫌悪も描かれており、その辛さを感じました。
この漫画は、30代女性が読んだらとっても共感できると思います。仕事か恋愛か、結婚か。それぞれの価値観で進んでいく主人公たちがこの先どんな結末を迎えるのか楽しみです。
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